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プレタポルテって?フロントロウって?初心者のための”コレクションA to Z”

      2017/04/03

世界中のセレブやファッショニスタが注目する2018年秋冬プレタポルテが幕開けし、スタート地点であるニューヨークでは大盛り上がりを見せている。
私も、自分のお気に入りのブランドのショーをいち早くチェックするために、YouTubeとにらめっこの日々だ。

しかし、おしゃれするのは好きだし、毎シーズンのトレンドをチェックするのも楽しい…けど、”コレクション” っていまいちなんなのかわからない。コレクションで何をするのかわかるけど、よく聞く”プレタポルテ”や”フロントロウ”の意味がわからない…なんて女性は多いだろう。
日本でもコレクションの発表はあるが、ニュースで大きく取り上げられることもなければ、モード系以外のファッション誌でさえも特集を組んだりすることはない。
私たちにとって、コレクションは遠い遠い位置関係なのだ。だから、なかなかコレクションのことについて自分から調べてみようって気にならなければ、コレクションについての知識を得る機会は少ないだろう。

でも、ファッションが好きって胸を張って言うなら、コレクションのことは少しでも知っておいた方がいいのかも…なんて思っている方へ、今回はコレクションのA to Zを紹介したいと思う。

これを見れば、あなたもファッション上級者かも?

 

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コレクションA to Z

コレクション

まず、コレクションの意味のおさらいをさらっと。

コレクションは、デザイナーやブランドが年に2回、次のシーズン(約半年後)に向けて新作をセレブやファッション誌の編集者、報道関係者、バイヤーなどに向けて発表する場となっている。
今ではSNSなどの普及によって、会場にいなくても手軽に最新のスタイルをチェックでき、ひと昔前よりもっと身近なものになってきている。またトレンドが生まれるのも、コレクションからが多いため、世界中の人が注目している。

開催地の順はニューヨーク→ロンドン→ミラノ→パリ。これらの都市で行われるコレクションが世界四大コレクションと呼ばれているが、他に東京やモスクワ、リオなどでも行われている。

日本では、”ミラノ・コレクション””パリ・コレクション”と呼ぶことが多いが、海外ではコレクションのことをFashion week(ファッションウィーク)と呼ぶことが多い。

 

シーズン

シーズンは大きく春夏と秋冬で分けられ、ブランドによってシーズンそれぞれでプレタポルテやオートクチュール、リゾート、メンズコレクションを発表している。

よく買い物などをしていて、”SSの新作”などという言葉を聞くことも多いが、シーズンはSS(Spring/Summer)とAW(Autumn/Winter)もしくはFW(Fall/Winter)と表記されることが多く、ショップなどでも使われる略語である。

 

オートクチュール

コレクションは単に春夏と秋冬だけではなく、シーズンの中でもいくつにも分かれてコレクションが発表される。

最初に抑えておいてほしいのが、オートクチュール。聞いたことがあるという方も多いのではないだろうか?
フランス語でオートは”高級”、クチュールは”仕立て服”のことで、つまりは高級衣料品店(例えば、シャネルやサンローラン、ディオールなど)のデザイナーが顧客のために仕立てた服のこと。
どのアイテムも最高級にこだわったデザインと素材で仕立てているものが多く、オートクチュールで発表される服は店舗に並ぶことはなく、完全オーダーメイド。その人ぴったりのサイズに仕上がるよう、顧客1人1人に専用のクチュリエが付く。

オートクチュールの歴史は長く、1860年代から古きにわたって世界中のセレブやソーシャライトから注目されている。

オートクチュールの発表はパリのみでしか行わず、発表時期は1番最初に行われます。

 

プレタポルテ

オートクチュールと同じようによく聞くのがプレタポルテではないだろうか?
プレタポルテとは、オートクチュールのデザインを大量生産向けに作り直し、卸売りから小売りするので、限られた顧客しか手に入れることができないオートクチュールに比べて、一般の客でも身近に着られるコレクションのことを言います。

様々なコレクションの中で最も注目されるのがプレタポルテで、1番盛り上がる。

 

プレ

プレコレクションは、メインのコレクションが始まる前に発表される小規模なコレクション。
主にプレスプリング、プレフォールの2つが開催され、デザインは休暇を楽しみたい時に手軽に着れるものが多い。

 

クルーズ、リゾート

プレスプリングをクルーズ、リゾートコレクションと呼ぶことが多く、リゾート地やクルーズ旅をする際に着る用の服をセレブに向けて提案している。
プレと同じように、手軽に着れるデザインが多く、カラフルなアイテムや派手なプリントのアイテムが目立つ。

 

ファッションショー

ファッションショーの意味を知っている方は多いと思うので、さらっとおさらい。

シーズンのコレクションを発表する形式の1つで、モデルが商品のサンプルを纏い、無表情のまま颯爽と花道を華やかに歩いていくのがいわゆるファッションショー。
有名ブランドやその時期の人気ブランドには、旬のモデルが登場することが多く、ルックをチェックする以外にもファッションショーにはいろいろな楽しみ方があるのだ。

 

プレゼンテーション

多くのブランドが華やかなファッションショーで新作を発表するが、最近徐々に増えてきているのがプレゼンテーション形式だ。
ファッションショーのようにモデルに歩いてもらって新作を見てもらうのではなく、マネキンのように場所を移動しないモデルにサンプルを着させて、より商品の魅力をアピールする。日本でいう、展示会だ。

ファッションショーは準備期間やコストなど手間がかかるのに比べ、プレゼンテーションはそれらを大きく削減することができ、プレゼンテーション形式が浸透してきている。

 

ランウェイ

ファッションショーでモデルが颯爽と歩く道をランウェイと言う。
会場によってはランウェイが異常に狭いときもあるが、より商品を近距離でチェックできる。

ランウェイが一般的な名称であるが、キャットウォークとも言う。

 

ファーストルック

ファーストルックは、ショーのトップバッターに登場するルックのことを言う。
ファーストルックにそのシーズンのテーマが込められていて、ショーの中で最も注目される。

また多くのブランドでは、注目の新人モデルが抜擢されることが多い。

 

ラストルック

ファートルックと同じように注目されるのが、ショーのラストを飾るラストルック。
ショーの印象作りとして、インパクトの大きいルックを持ってくることが多い。

また、ラストを飾るモデルも旬のモデルやアーティストを起用することが多く、メディアでもよく話題になる。

 

ミューズ

たまに耳にするミューズは、そのシーズンのイメージを象徴する人物のことをミューズと言う。
モデルがそのファッションブランドのミューズになることも多く、実際にショーに登場することもある。

 

フロントロウ

雑誌などでも目にする言葉だが、フロントロウとはショーの観覧席の最前席のことを言う。
ここに座れるのは、世界的に有名な編集者やジャーナリスト、セレブなどファッション業界に多大な影響を与える人物だけだ。

またショーの新作以外にも、フロントロウに座る人たちのコーデもファッションウィークの見所の1つで、SNSやファッションメディア、雑誌などでもよく取り上げられている。

(フロントロウに座って、スナップを撮られるのが私の大きな夢w)

 

知れば知るほど面白いコレクション

いかがだっただろうか?
次のトレンドを左右するコレクションについては、語りだしたらきりがないが、これらを知っておけば今までよりコレクションをもっと楽しめるだろう。
最新のコレクションのルックをYouTubeやファッションメディアですぐにチェックできる時代だからこそ、より多くの人にコレクションを楽しんでほしい。

 

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